お仏壇は、様々な仏具によって荘厳する（お飾りする）必要があります。 主なお仏具には、香炉・燭台（ローソク立て）・花立て・茶湯器・仏飯器・高杯・リン・木魚・打敷などがあります。ここでは、お仏具の意味と種類についてご説明します。
お位牌
亡くなった方の霊をお祀りする象徴として仏壇に安置されています。表面には戒名など、裏面には俗名（生前の名前）、享年等を書きます。（浄土真宗ではお位牌ではなく過去帳を祀ります。）
仏具
ご先祖様や亡き人を供養するための道具です。
お花立て・香炉・火立てを三具足・五具足といい、最低限必要な道具とされています。
見台
過去帳（亡くなられた方の戒名などを記入し記録したもの）を安置するための台をいいます。
置き灯籠・電気ローソク
灯篭は仏の智恵を表し、煩悩の闇を消す功徳があるといわれています。
ご本尊
ご本尊は宗派によってそれぞれ異なります。
形式は、お姿のある仏像（木彫仏像・鋳造仏像）と絵像の掛け軸があり、お仏壇の中の大きさに合わせてお選び頂きます。
線香
香りが隅々まで行き渡ることから仏様の慈悲を表わしているといわれています。
数珠
数珠は一人一人のお守りにもなる仏具といわれており、持つことで 功徳（くどく）があるとされています。正式な数珠や宗派にはこだわらない略式の数珠があります。
